やせっぽち寄稿文

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【WANIMA/春を待って】歌詞の意味を考察! 春を待つ人々に贈る応援歌


WANIMA『春を待って』

新型コロナウイルスの影響によるライブ中止を受け、「ツアーを楽しみにしていた方々や音楽が支えになっている方々に最速で届けたい」という思いから急遽デジタル配信が決定した新曲です。


WANIMA 新曲「春を待って」Trailer WANIMA より

突然のイベント中止や休校。漂う重苦しい自粛ムード、衰退する経済状況、乱れ始める人間の心。まさに曲名にある通り、今の世界は終わりの見えない寒さの中で春を待っている状態です。
そうでなくとも、仕事や人間関係の不安、入試の結果などで暗闇の最中にいる人もきっといるはず。

春を待つ人々に贈る、WANIMAからの応援ソング。
ここではその歌詞に注目して、楽曲に込められた思いを考察していきます。

 

楽曲について

『春を待って』は1月よりスタートしたツアー『COMINATCHA!! TOUR2019-2020 ~アリーナ編~」で披露されてきたWANIMAの新曲。
元々発売の予定はなかったそうですが、コロナウイルスの影響による今回のツアーの中止を受けてすぐさまレコーディングを開始。2月25日のライブ中止決定のわずか2週間後である3月11日、楽曲の緊急配信が開始されました。

楽曲に寄せてKENTAさんは「これを読んでいる皆さんは苦しい日々が続いていると思います。僕は自分が信じる音楽で皆さんを応援したいと思いました。」とコメントしています。『春を待って』緊急配信に対するWANIMAの並々ならぬ思いが伝わってきますね。

KENTAさんのコメント全文はWANIMAの特設サイトよりお読みいただけます。

WANIMA New Single [ 春を待って ] 特設サイト / WANIMA Official Web Site

 

歌詞考察

小さな部屋の端っこの隅
机の上は散らかったまま
開いたままの白いノートに
破り損ねたページに気付く 

 小さな部屋、端っこの隅。散らかった机の上、開いたままのぐちゃぐちゃに破られたノート。どうやら主人公は暗闇の中にいて、希望が見えずもがき苦しんでいるようです。
だけど彼はノートに破り損ねたページがあることに気がつく。
ノートを破りたくなるような辛い状況の中でも、まだ少しばかりの明るい希望が残されていることが暗に示されています。

 

ただ今日も今を急ぐ
終点まで 駅のホーム
風のない道を歩く
花びら舞う 蕾膨らませ 

 光の見えない暗闇の中でも、彼は生き急ぐように今を生きています。
終点の時間まで必死に努力して、風のない道をひとり歩いて。いつかきっと花びらが舞う季節が訪れるから。そんな希望を膨らませ、しおれることなく厳しい今を生きているのです。
世界の状況がどんなに苦しかろうが、前を向いて今できることを必死にやるだけ。そんなWANIMAの熱い思いが伝わってくるような気がします。

 

春を待った 震えながら
太陽が沈んだ後 夜の間
咲き乱れ 舞って散って枯れた時も
ずっと変わらず側にいたから
どんな時も悪くないと思えたんだよ 

 冬の寒さに震えながらも、彼は春を待ち続けます。
どうして希望を捨てずに未来を信じることができるのか。何でこんな季節も悪くないと思えるのか。その理由はここで語られています。
花が咲き乱れる時だけではなく、季節が移りゆくにつれ舞って散って枯れてゆく様もずっとそばで見てきたから。つまり、春が終わればやがて苦しい冬が訪れて、そして再び春に花が咲き乱れることを知っているから。
厳しい冬が、必ず訪れる春への準備期間だとわかっているから、彼はどんな時も悪くないと思えるのです。絶対に、春はいつか巡ってくるから

 

春が舞った 夏になった 秋も冬も過ぎていった

春を待った 震えながら 太陽が沈んだ後 夜の間 長く暗いトンネルの向こう側で ずっと変わらず待っていたから どんな時も悪くないと思えたんだよ

 春が舞って、夏、秋、そして冬ももう過ぎ去ろうとしています。春はすぐそこまで来ているのです。
長く暗いトンネルの向こう側でずっと変わらず待っていたから。いつか必ず暗闇に終わりがあると信じて、その暗闇の先からずっとあなたを待っていたから。
春を待って、花が蕾を膨らませる今の時期も悪くない。絶対にこの苦しい時間は無駄じゃない。そう思うことができるのです。

大変な世の中だけれども、希望を抱いて今できることを必死にやろう。WANIMAからの私たちへのメッセージ。

 

 春ウララ
Hey Hey 何かも捨てて
Hey Hey Hey 空っぽになって
Hey Hey 暖かくなって春を嫌ってそれも一興で
雪どけ 鳴り響く鐘の音
春一番 迷いを飛ばして
Hey Hey わだかまりだって 遥か彼方へ
春を待って 春になって

 「春うらら」春の空が晴れていて、陽射しが穏やかに照らしている様子」のこと。
時に眩しすぎる春の日差しに嫌気がさすこともあるだろうけれど、それはそれでいいじゃないか。どんな時もきっと悪くない。もうすぐ必ず春がやってきて、迷いも憂いも遥か彼方に消し去ってくれるはず。だから希望をもって、春を待って

光も見えないような世の中でWANIMAが急遽配信した応援ソング。きっとたくさんの人が、彼らの決断に救われたはずです。

 

 

まとめ

WANIMA『春を待って』。

春を待って

春を待って

  • WANIMA
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

どんな時も悪くないと春を待って。自分を責めないで、他人を傷つけないで、希望を抱いて向いて少しでも前へ。
音楽の力を信じ、音楽で誰かを応援したい、というWANIMAの想いはきっとたくさんの人に届いているはずです。

 

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