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【SEKAI NO OWARI/Dropout】歌詞を和訳&意味を考察! Fukaseの過去が描かれている…?


 

SEKAI NO OWARI『Dropout』

「au 5G」の新CM 「au 5Gその手に」 篇に書き下ろされた、結成10周年を迎えたセカオワ待望の新曲です。

 

Dropout

Dropout

  • SEKAI NO OWARI
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

今までのセカオワを抜け出して、別世界へと飛び立ったような全く新しい楽曲

楽曲についてボーカルのFukaseさんは「今までの自分というものと未来に対する自分というものを歌っている」とコメントしています。

全編英語詞の『Dropout』には一体どんな思いが込められているのか。ここでは歌詞に注目しながら、楽曲の意味を考察していきます。

 

 

 

タイトル『Dropout』について

『Dropout』には「社会からの脱落、没落」といった意味があります。また、サビで繰り返し歌われる「I came from Dropout Boulevard 」は直訳すると「僕は没落した大通りからやってきた」という意味に。

詳しくは後述しますが、Fukaseさんはまさに「世界の終わり」のようなどん底から今の状態へと這い上がってきたという過去があります。

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今楽曲では、社会から脱落したような過去の自分を「Dropout Boulevard」つまり「没落した大通り」と表現し、そんな暗闇を突き破って進化してきたSEKAI NO OWARIの在り方「I came from Dropout Boulevard 」僕らの通ってきた道は普通の道ではなかったんだ、と表現しているのではないでしょうか。

 

 

和訳・考察

訳はノンネイティブによる意訳なのでFukaseさんの意図とは異なっている可能性があります。ご了承ください。

 

1番

These four walls
Feel so small
I'm the king of nothing at all
Silent screams,nights I dream
Something more is waiting for me  

SEKAI NO OWARI     Dropout

和訳


部屋に閉じこもったままで 自分が情けなく思えた
僕は誇れるものなんて何もない
静寂の叫び 夢を見る夜
もっと素晴らしい何かが僕を待っている

今でこそ圧倒的な世界観で人々を魅了しているFukaseさんですが、かつては精神障害に苦しめられ、部屋に閉じこもったままで日々を送っていました。
SEKAI NO OWARIというバンドもまた、結成当初は日の目を浴びることもなく、小さなライブハウスに住み着いて極貧生活を送っていたといいます。

誇れるものなど何もない、真っ暗闇の人生。それでも彼らは「もっと素晴らしい何かが僕を待っている」と信じ、前を向き続けました。

 

 

I came from Dropout Boulevard
Through my darkest days
Bet on myself and beat the odds
I came from Dropout Boulevard
So far away
Look around at where we are  

Dropout Boulevard

SEKAI NO OWARI     Dropout

和訳


僕はDropout Boulevard からやってきたんだ
真っ暗な日々を乗り越えて
自分を信じて 逆境に打ち勝って

僕はDropout Boulevard からやってきたんだ
長く遠い道のりだった
僕らが今いる場所を見渡してみよう

Dropout Boulevard

「I came from Dropout Boulevard」 
Dropout Boulevard の訳が難しいところではありますが、簡単に言えば「社会から脱落したような人生を歩んできた」みたいな感じだと思います。平坦な道を歩いてきたわけじゃないんだ、ということです。

Fukaseさんの精神障害は当時かなり深刻なもので、アメリカの街中でパニックに陥り倒れ込んでしまったり、病院の隔離病棟に閉じ込められてしまったり。まさに社会から外れたような、長く遠い真っ暗な道を必死に乗り越えて今の SEKAI NO OWARI にたどり着いたのです。

「Look around at where we are」

絶望の中にいたけれど、今あたりを見渡せばこんなに大きなステージに立って愛されるバンドに成長することができた。『Dropout』で彼らは、自分たちが歩んできた長く遠い道のりを再確認しているのです。

 

 

2番

I touched down,solid ground
Little pills and all white gowns
To this fate I can't relate
Run away with me from this place

SEKAI NO OWARI     Dropout

和訳


僕は倒れ込んだ 固い地面に
小さな丸薬と白衣
こんな運命はもううんざりだ
僕とここから逃げ出そう

固い地面に倒れ込み、そこには小さな丸薬と白衣の人々がいた。これは恐らくFukaseさんの、監獄の様な隔離病棟に閉じ込められていたころの描写でしょう。

 

刑務所, 刑務所の独房, 犯罪, 囚人, 刑事, ケージ, バー, 正義, 金属, 法, 文, セキュリティ

 

当時は数々の精神安定剤を服用しており、副作用による強烈な睡魔や倦怠感に襲われ、記憶すらも曖昧な最悪の日々を送っていたFukaseさん。そんな運命に嫌気がさし、減薬治療に取り組むことで悪夢のような生活から脱却することに成功しました。

「Run away with me from this place」という言葉は、過去のFukaseさんのように希望の見えない暗闇にいる人々に向けたメッセージなのではないでしょうか。

余談ですが、 「I touched down,solid ground 」「touch down」「着陸する、降り立つ」といった意味の言葉で、本来あまり人に用いる言葉ではないようです。自分が無機物にすら思えてしまうような、どん底の暮らしがここに垣間見えるような気がします…

 

 

I came from Dropout Boulevard
So far away
Look around at where we are  

Dropout Boulevard

SEKAI NO OWARI     Dropout

和訳


僕はDropout Boulevard からやってきたんだ
長く遠い道のりだった
僕らが今いる場所を見渡してみよう

Dropout Boulevard

決して平坦な道ではない、「Dropout Boulevard」からやってきたSEKAI NO OWARI。これまでの歩みを再確認し、彼らは新たな道に足を踏み入れます。

『Dropout』は彼らの過去と未来を繋ぎ合わせる、SEKAI NO OWARIの歩みを象徴する楽曲なのです。

 

 

感想・まとめ

今までのセカオワを抜け出して、別世界へと飛び立ったような全く新しい楽曲。

一見すると洋楽的な音楽観で、「最近のセカオワは変わっちまった」と思えてしまうかもしれませんが、歌詞をよくよく見てみると私たちのよく知っているセカオワがそこにはありました。

パニック障害。精神安定剤。副作用から来る強烈な睡魔。記憶喪失。

そんなどん底、まさに「世界の終わり」と呼べる境地から這い上がり、成功を手にした彼らの過去と未来を歌った楽曲

 

 

今後の彼らの活動からもますます目が離せません

 

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