やせっぽち寄稿文

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【星野源/Ain't Nobody Know】歌詞の意味を考察 二人だけの時間を唄うラブソング


星野源「Ain't Nobody Know」

「Same Thing」収録曲で、共同プロデューサーとしてトム・ミッシュが参加したアダルトな楽曲です。


星野源 – Ain’t Nobody Know [Lyric Video]  星野源より

ずっとずっとこの世界に浸っていたくなるような、暖かく心地よいラヴソング。大人な色気のある曲なんだけど、全然いやらしい感じではないというかなんというか…。とにかく素敵な楽曲です。

ここではその歌詞に注目して楽曲の魅力を紐解いていければと思います。

 

 

歌詞解釈

1番

Baby 瞳の中 雨で濡れてた
とっくの昔出会った
ような気がした 

Ain't Nobody Know 作詞 星野源

彼女の瞳の中が濡れていた。

哀愁が漂っていて、なんだかとっくの昔に出会ったような懐かしさを感じた。

「瞳の中 雨で濡れてた」

平易な言葉にしてしまえばきっと「涙目だった」くらいの表現になるのでしょうが、「雨で濡れていた」と言われれば、なぜだかノスタルジックな雰囲気が漂ってきます。

「涙」という冷たい言葉では表せない、もっと暖かいものを見たような。だからこそ、楽曲の主人公も懐かしさを覚えたのでしょう。

 

 

暗闇 温かな肌
言葉の裏の想いが
心の首筋舐めた
その後で 

Ain't Nobody Know 作詞 星野源 

暗闇の中で、彼女の温かな肌に触れて。

”言葉”そのものではなく、その裏にある彼女の”想い”が、首筋を舐めるように、色情を刺激していきます。

彼女が何と言ったのかは定かではないですが、何か含みのあるような、きっとそのあと何かが始まるような、そんな言葉。これ以上は野暮なので省略します。

星野源さん本人も「『Baby Making Music』っていうんですか? いわゆる、エッチする時に流す音楽っていう。そういう昔の名曲みたいなのがいっぱいあって。なんかそういうようなところも感じるし。トムらしいスムーズな感じも感じるし。その中でセクシーなとか、色気のある歌を作りたいっていう、そういう思いで作りました。」

とラジオで語られておりましたので、そういう大人な雰囲気の楽曲と考えて間違いなさそうです。

 

 

Ain't nobody know
Ain't nobody watching us
僕らのキスは
いつまでも いつまででも
続くだろう

Ain't nobody know
Ain't nobody watching us
さよならさえも
いつまでも いつまででも
奪えないさ

Ain't Nobody Know 作詞 星野源

「Ain't nobody」は「There is nobody」と同義で、「誰一人いない」という意味。

誰も知らないし、誰も見ていない、二人だけの世界。僕らのキスはきっといつまでも続くだろう。さよならさえも、僕らの時間を奪うことなんかできないだろう。

喧騒や日常からずっと遠い遠い場所にいるような、そんな素敵な時間が流れています。二人だけの愛の時間。アダルトな雰囲気だけれども、ずっと浸っていられるような愛おしい時間。

 

 

 

2番

Beats me 頭の中 怒りで満ちた
夜が壊れるほど
二人踊った

Ain't Nobody Know 作詞 星野源

「Beats me」「よくわからない」という意味。

日常の中で、もう「よくわからない」と投げ出したくなるようなことにだって出会って、怒りがこみあげてきて。

そんな日常から遠く離れた世界で、二人は鬱憤を晴らすように、日常なんてどうでもよく思えるくらいに、踊り続けるのです。

 

卑劣が肩を叩けば
笑顔が唾の代わりさ
誰も来られない場所に
僕ら居る 

Ain't Nobody Know 作詞 星野源

 卑劣な何かがこちらに訪れれば、唾を吐きつける代わりに笑顔を見せつけてやる。

卑劣も日常も運命も、なにも届かないその場所で二人は愛を確かめ合っています。

 

Ain't nobody know
Ain't nobody watching us
僕らのキスは
いつまでも いつまででも
続くだろう

Ain't nobody know
Ain't nobody watching us
さよならさえも
いつまでも いつまででも
奪えないさ

Ain't Nobody Know 作詞 星野源

 誰も知らない、誰も見ていない、二人だけのキス。

 いつまでも、いつまででも、きっと続くだろう。

大人っぽくて、ずっと遠くにあって、それでいてどこか懐かしいような、素敵な素敵な楽曲です…!

 

 

感想・まとめ

ずっとこの暖かさに浸っていたくなるような、心地良いラヴソング。

永遠なんてないけれど、永遠だって信じたくなる、誰にも奪うことのできない愛の時間。「ロマンチック」なんて言葉もきっと、この曲の前では野暮でしょう。日常から遠く離れた、2人だけの世界。そんな尊い時間がこの曲にだけは流れているような、そんな気がします。

いつまでもきっと続いていく素敵な楽曲です。

Ain't Nobody Know

Ain't Nobody Know

  • 星野源
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

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