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【乃木坂46/夜明けまで強がらなくてもいい】歌詞の意味を考察! 優しく温かい応援ソング


乃木坂46の24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」

夜明けまでは、今の情けない自分のままでいい。後悔に沈む夜の私たちをそっと見守ってくれる、温かい応援ソングです。

楽曲は9月4日リリース。8月1日、乃木坂46のオールナイトニッポンにおいて初解禁となりました。

4期生の遠藤さくらがセンターを務め、フロントには同じく4期生の筒井あやめ、賀喜遥香が抜擢されるなど、新しい乃木坂46を前面に押し出した楽曲。白石麻衣さんが2列目にいるというから驚きです。

 

 

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歌詞解釈

1番

 

風が悲鳴をあげ 窓を震わせて

水道の蛇口から 後悔が漏れる

過ぎ去った一日を振り返って

眠れなくなるほど不安になるんだ

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

風の吹く夜、一日を振り返って、後悔と不安に襲われる。

書き出しの情景描写で、一気に曲の世界観に引き込まれます。

風の立てる音が悲鳴に聞こえるほど、精神的に追い込まれた状況。風が気になるくらいですから、あたりは静寂に包まれています。

情景描写からの自然な流れで内面の描写へ。水道の蛇口のように、抑えなければどうしようもない後悔が止むことなく溢れ出してくる。

自分のふがいなさで期待していたような1日を送れなかった自責の念が、これでもかと描かれています。

 

 

誰に相談しても考えすぎだという

自分をどうやって認めればいいのか

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

他の誰かからすれば、たかだか自分が1日うまくいかなかったからって大したことではないのかもしれない。しかしそんな時の当事者は、そう軽く受け流せないのが世の常です。やるべきことをやれなかった自分が情けなくなって、恥ずかしくって、自己嫌悪に陥ってしまう。

誰しもが1度は味わう、やるせない思いです。

 

 

 光はどこにある 僕を照らしてくれよ

暗闇は(hey!) 暗闇は(hey!) 涙を捨てる場所

希望はどこにある 生まれ変わる瞬間

夜明けまで wow.. 強がらなくていい

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

 光が見えるまで、生まれ変われる夜明けまでは、強がらなくていい。

この曲は優しい曲だな、とつくづく感じます。

「悲しむな、前を向け!」なんて強引な曲も世の中たくさんありますが、この曲は決してそうではない。生まれ変わるその時が来るまでは、無理に変わらなくてもいい、強がらずに泣けばいい、と、そこまでの猶予期間を与えてくれるのです。

無理に変化を促すのではなく、今はそれでいいと温かく見守ってくれる曲。

癒される、という表現が正しいかはわかりませんが、そんな風になんだか救われるような感じがします。

 

 


 

2番

当たり前のように 出来たことが

自信がなくなって 部屋を出たくない

情けない自分が 腹立たしく思えて

命の無駄遣い 誰に謝るか

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

 自信もなくなったし、情けない自分が腹立たしい。

1番同様に、自己嫌悪に陥る心中が描かれています。命を無駄にしているようで、申し訳なくすら思えてくる。どうしようもなく不安な夜って、よくそんなことありますよね。。

 

 

光はどこにある 僕を導いてくれ

太陽は(hey!) 太陽は(hey!) 夢の背中を押す

明日はどこにある よろよろと立ち上がれ

夜明けまでは さあ かっこ悪くていい

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

  光が見えるまで、太陽が出るまでは、かっこ悪くていい。

1番と内容はほとんど同じですが、明らかに1番よりポジティブな歌詞に変化しています。

1番の「暗闇は涙を捨てる場所」に対して、2番では「太陽は夢の背中を押す」。

さらに「よろよろと立ち上がれ」という前向きなメッセージが付け足され、孤独な夜から「夜明け」にむけて曲が動き出していることが窺えます。

かっこ悪くてもいいから、よろよろと立ち上がれ。

1番から時間が経過して、いよいよ朝が近づいてきました。

 

 


 

 

 朝日が見えてきた 弱音はもう吐かない

今日こそは 今日こそは 自分らしく生きる

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

 ついに東の空から朝日が昇り始め、長かった夜も終わりが見えています。

夜は強がらなくてもいい、涙を捨てる場所でしたが、夜が明けてしまえば後悔はもう終わりです。今日こそは、生まれ変わって自分らしく生きる。

夜中、自己嫌悪に浸っていた自分はもういません。

 

 

光はどこにある 僕を照らしてくれよ

不安とは(hey!) 不安とは(hey!) 期待の裏返しか

希望はどこにある 生まれ変わる瞬間

太陽よ(hey!) 太陽よ(hey!) 連れ出してくれるのか

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康

 不安は期待の裏返し。太陽よ、僕を連れ出してくれ。

サビからも、「夜明けまで強がらなくてもいい」といった言葉が消え去りました。

裸足でSummerを思わせる怒涛のビートで畳みかけます。

後悔の夜があったのは、まだ自分を諦めていないから。不安な夜があったのは、それだけ未来に期待しているから。何かを捨てたわけではありません。

僕らを連れ出してくれる太陽は昇り、希望の光も見えてきたはずです。

 

すぐに夜明けがくる

夜明けまで強がらなくてもいい 作詞 秋元康 

生まれ変わる瞬間は、もうすぐそこまで来ています。

 

 

まとめ

「夜明けまでは強がらなくてもいい」。

光が見えないなら、泣けばいい。夜の後悔に沈む僕らをそっと見守ってくれる、優しい一曲です。

自分が情けなくて、眠れなくなるほど不安な夜。変わろうと焦る気持ちが募り、変われない自分への嫌悪感に打ちひしがれる。そんな自分を「夜明けまでは強がらなくてもいい」のだと許してくれています。無理に変わらなくてもいいんだよ、と。

でも夜明けに向けて、生まれ変わる瞬間に向けて、確かに僕らを導いてくれます。

乃木坂46が贈る、やさしく暖かい応援ソングです!

 

 

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